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Apple Musicの曲をSerato DJ Lite/Proの音源として追加する方法

分類:Apple Music変換|森崎 直子|2022年11月20日|一ヶ月ライセンス1980円からWindows版を購入 | macOS版を購入

概要

Serato DJは有名なDJソフトであり、無料版のSerato DJ Liteと有料版のSerato DJ Proがあります。いずれにしても、パソコンにダウンロードしたApple Musicの曲を音源として追加すれば、反応がありません。これはApple Musicの曲にDRM保護が付いているためです。Serato DJの公式サイトのサポートページでもApple Musicの曲に対応していない説明があります。Apple Musicの曲をSerato DJ Lite/Proに追加するに、まずApple Music Converterを利用して、Apple Musicの曲をSerato DJの対応可能のMP3、M4A、WAVなどの形式に変換する必要があります。

音楽フォルダとiTunesライブラリをSerato DJに表示

DJにとって、DJソフトは不可欠です。DJソフトも多いですが、Serato DJは業界ナンバーワンと言われています。Serato DJは無料で入門用Serato DJ Liteと有料でプロ用のSerato DJ Proに分けます。自分のニーズによって、Serato DJの公式サイトサイトアカウントを作ったら、Serato DJ Lite或いはSerato DJ Proの無料体験版をダウンロードできます。日本語に対応していますから、言語の問題がありません。ここではわかりやすくて、Windows PC或いはMacでの音楽フォルダ、またはiTunesミュージックライブラリをSerato DJに追加する方法を紹介します。Serato DJ LiteとSerato DJ Proのインターフェースは少し違いますが、音楽フォルダまたはiTunesライブラリを追加する方法は同じです。ここではSerato DJ Proを例にします。

Serato DJ Proを起動して、インターフェースの中部に「ファイル」ボタンが表示されます。「ファイル」ボタンをクリックして、WindowsのエクスプローラーまたはMacのFinderが表示されます。音楽フォルダを参照して、選択して、左パネルにドラッグ&ドロップすれば、音楽フォルダをSerato DJに追加できます。

Serato DJ Proに音楽フォルダを追加

Windows版の場合、Serato DJ ProでiTunes音楽ライブラリを表示するに、まずiTunesを起動して、メニューの「編集」>「環境設定」>「詳細」タブで、「iTunesライブラリXMLをほかのアプリケーションと共有」をチェックして、「OK」をクリックして適用する必要があります。macOS Catalina 10.15以降でiTunesアプリはミュージックアプリに変更しましたが、Serato DJ ProではiTunesの名前のままで踏襲します。

iTunesライブラリXMLをほかのアプリケーションと共有

ちなみに、詳細タブで、「"iTunes Media"フォルダを整理」と「ライブラリへの追加にファイルを"iTunes Media"フォルダにコピー」の二つのオプションは、Serato DJの公式サイトサイトではチェックを外す必要があると記載されています。チェックを外すのはファイルの紛失またはファイルの重複を防ぐためです。

iTunesでの設定の完了後、Serato DJ Proの右上の歯車のような設定アイコンをクリックして、「ライブラリ・ディスプレイ」タブで、「iTunesライブラリを表示する」をチェックすれば、iTunesライブラリは左パネルで表示されます。

iTunesライブラリをSerato DJで表示


Serato DJに追加可能の音源形式とApple Musicの不対応

Serato DJでiTunesライブラリを表示した後、iTunesライブラリにある曲をSerato DJの音源として追加できると思ったことがあります。実は、iTunes Storeから購入したM4Aファイルまたは外部のソースからiTunesライブラリに追加したMP3、M4A、WAVなど音楽ファイルなら、Serato DJの作業区域にドラッグすれば、音源として追加できます。しかし、iTunesライブラリにダウンロードしたApple Musicの曲は全く表示されていません。なぜでしょうか。

実は、Apple Musicからダウンロードした曲はDRM保護で暗号化されたM4Pファイルです。Serato DJ Proの公式サイトの説明によると、対応可能の音楽形式はMP3、OGG、ALAC(MacとWindows 10のみ)、FLAC、AIF、WAV、M4A、MP4、AAC(Macのみ)などであり、ストリーミング音楽配信サービスのApple Musicの曲に対応していません。

もしiTunes MediaのフォルダのApple Musicである曲(拡張子 *.m4p)を選択して、Serato DJ Proの作業区域にドラッグして、何の反応もありません。これもSerato DJ ProはApple MusicのM4Pファイルに対応していない証明です。

Apple Musicの曲をSerato DJに追加できない

もしApple Musicの曲をSerato DJに対応可能のMP3、M4A、WAVなどの形式に変換できたら、Apple MusicもSerato DJで音源として追加できます。幸いなことに、TuneMobie Apple Music Converterを利用すれば、その目的を簡単に実現できます。


TuneMobie Apple Music Converter:Apple Musicの曲をSerato DJ対応の形式に変換

TuneMobie Apple Music ConverterはiTunes・ミュージックアプリの音楽ライブラリにダウンロードしたApple Musicの曲のDRM保護を解除するわけではなく、内蔵のApple Music Webプレーヤーを通じて、Apple Musicの曲、アルバムとプレイリストを暗号化なしのMP3、M4A、AIFF、WAVなどの音声形式に変換できます。これは正にSerato DJ Lite/ProにApple Musicの曲を追加できない問題の最適な解決策です。TuneMobie Apple Music Converterの素晴らしい機能をご覧ください。

TuneMobie Apple Music Converter

  • Apple Musicの曲をSerato DJ Lite/Proに取り込み可能のMP3、M4A、WAVなどに変換
  • Apple Musicの曲をAIFF、FLACなどの音声形式にも変換可能
  • iTunes・ミュージックアプリを使用せず、内蔵のApple Music Webプレーヤーで曲を変換
  • 曲名、アーティスト、アルバム、トラック番号またはアートワークなどのID3タグを保持
  • 256kbpsのApple Musicをロスレスで320kbps MP3と256bkps M4Aに変換
  • 曲名、アーティスト、アルバム、トラック番号、ハイフン、スペースなどを利用、出力を一括で改名
  • 出力のファイルをアルバム、アーティスト或いは両者の組み合わせのフォルダに整理
  • WindowsとmacOSでも最大20倍速でバッチ変換、多くの時間を節約
  • Windows 7以降(32-bitと64-bit)、macOS 10.13以降(IntelとAppleシリコン)に対応

TuneMobie Apple Music Converterの無料体験版では曲ごとに三分しか変換できず、毎回三つのファイルしか変換できません。Serato DJ Lite/ProでApple Musicの曲を音源として追加したい場合、ぜひダウンロードしてテストしてみましょう。


Apple Musicの曲をMP3/M4Aに変換して、Serato DJの音源として追加する方法

TuneMobie Apple Music Converterは非常に使いやすいです。わずかのクリックで、内蔵のApple Music Webプレーヤーを通じて、簡単にApple Musicの曲をSerato DJに追加可能のMP3、M4A、WAVなどに変換できます。手順も簡単です。以下のステップをご参考ください。

ステップ1:Apple Music Webプレーヤーにサインイン

TuneMobie Apple Music Converterを実行すると、内蔵のApple Music Webプレーヤーが表示されます。右上の「サインイン」ボタンをクリックして、Apple IDとパスワードを入力して、内蔵のApple Music Webプレーヤーにサインインします。Webプレーヤーからサインアウトしない場合、次回の起動にApple IDをサインインすることは不要です。

TuneMobie Apple Music Converterを起動

ステップ2:Serato DJが対応可能の出力形式を選択

Apple Music ConverterはMP3、M4A、WAV、FLAC、AIFFなどの出力音声形式を用意しています。デフォルトの出力形式はAUTO Option(256kbps M4A)で、Serato DJ Lite/Proで利用できますので、出力形式を変更しなくてもOKです。ただし、出力形式を変更したい場合、ソフトの右上にある設定アイコンをクリックして、設定ダイアログを表示させて、MP3或いはWAVに変更できます。また、設定ダイアログで出力先、名前の変更方法、出力のフォルダに整理方法などを調整できます。

TuneMobie Apple Music Converterの出力設定

変換後のファイルをすぐに見つけ出すために、変換完了後の動作を「出力フォルダを開く」に設定したほうがいいです。

ステップ3:アルバム・プレイリストを選択

内蔵のApple Music Webプレーヤーでお気に入りのアルバム或いはプレイリストを閲覧します。

Apple Music Webプレーヤーを閲覧

ステップ4:アルバム・プレイリストを変換リストに追加

アルバムまたはプレイリストの詳細ページで、曲のリストが表示されます。また、ソフトの右側の中部にボタンがあります。マウスをこのボタンの上に移動すると、ボタンは「リストに追加」に変わります。

アルバム・プレイリストを変換リストに追加

ステップ5:Apple Musicの曲を選択

アルバム・プレイリストを追加すると、全ての曲はリストとして表示されます。変換したくない曲のチェックを外せます。

変換リスト

ステップ6:Apple Musicの曲を変換

右下の「変換」ボタンをクリックすると、Apple Musicのアルバム或いはプレイリストからMP3/M4A/WAVへの変換が始まります。

Apple Musicの変換中


変換されたApple Musicの曲をSerato DJ Lite/Proに追加する二つの方法

Apple Musicの曲をMP3、M4A、WAVなどの音声形式に変換した上、二つの方法で音源としてSerato DJ Lite/Proに追加できます。

1. ローカルフォルダから直接追加

Windows版の場合、Serato DJ Lite/Proで内蔵のWindowsエクスプローラーを利用して、TuneMobie Apple Music Converterの出力先を参照して、Serato DJ Lite/Proの左下のパネルにドラッグ&ドロップすればいいです。Macの場合、Finderを利用すればいいです。出力先を参照したら、出力ファイルをSerato DJ Lite/Proの作業区域にドラッグすれば、音源として追加できます。

2. iTunesライブラリから読み込む

Serato DJ Lite版もPro版もiTunes音楽ライブラリを統合していますので、出力のファイルをiTunes音楽ライブラリに追加したら、Serato DJ Lite/Proから曲を読み込めます。iTunes音楽ライブラリをSerato DJで表示する方法は全文の紹介をご参考ください。

WindowsまたはmacOS Mojave 10.14.6までを利用している場合、iTunesを起動して、メニューの「ファイル」>「ファイルをライブラリに追加」をクリックして、TuneMobie Apple Music Converterの出力先を参照すれば、変換されたApple Musicの曲を追加できます。

楽曲をiTunesライブラリに追加

macOS Catalina 10.15以降を利用している場合、ミュージックアプリを起動して、メニューの「ファイル」>「読み込む」をクリックして、ソフトの出力先を参照すれば、変換されたApple Musicの曲を追加できます。

出力ファイルをミュージックアプリに追加


終わりに

Serato DJは日本で最も大人気なDJソフトです。Apple Musicは日本で最も大人気の音楽サービスです。DJの仕事或いはDJの知識を勉強しているユーザーはApple Musicを利用している可能性も高いです。そのため、「どうすればApple Musicの曲をSerato DJ Lite/Proに追加できますか」、「Apple Musicの曲をSerato DJに追加する方法を教えてお願いします」などのような質問も絶えません。幸いなことに、TuneMobie Apple Music Converterを利用すれば、問題を簡単に解決できます。

Apple Musicの曲をSerato DJ Lite/Proに追加したい方は、ぜひApple Music Converterの無料体験版をダウンロードして試しましょう。