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現在、さまざまなMP3プレーヤーが販売されていますが、Apple Musicに対応している機種は意外と少ないのが現状です。実は、AppleのiPod touchをはじめ、ソニーのウォークマンNW-ZX507やNW-A100シリーズなどのストリーミング対応モデル、さらにiBasso DX340、HiBy R6Pro/R6ProAL、SHANLING M6といったAndroid OS搭載のMP3プレーヤーであれば、Apple Musicを利用することが可能です。この記事では、Apple Musicに対応しているおすすめのMP3プレーヤーをご紹介するとともに、Apple Musicの楽曲をMP3形式に変換して、対応していないプレーヤーでも再生できるようにする便利なツール「Apple Music Converter」についても解説します。
現在、MP3プレーヤーのブランドは非常に多く、Apple、ソニー、COWON、iRiver、FiiO、KANN、iBasso Audio、XDUOO、ONKYO、Ruizu、SHANLINGなど、さまざまなメーカーの製品が日本の各通販サイトでも紹介されています。
しかし、昔のようにCDを買ったり、楽曲をダウンロード購入したりする時代とは違い、今では音楽の楽しみ方も大きく変わりました。定額制のストリーミング音楽サービスが主流となり、日本ではiPhoneのスマホ市場シェアが約65%を占めていることもあり、Apple Musicが人気を集めているのも当然と言えるでしょう。
今でもMP3プレーヤーを愛用しているユーザーは少なくありません。ただし、Apple Musicを利用できるモバイル端末は、基本的にiPhone、iPad、iPod Touchのほか、Androidスマートフォンやタブレットに限られています。Android端末であれば、Google PlayやAPKPureなどからApple Musicアプリをインストールし、サブスクリプションに加入することで音楽を楽しめます。
MP3プレーヤーというと、従来はAndroid OSとは無縁という印象がありましたが、近年はApple Musicの需要増加に伴い、Android OSを搭載したMP3プレーヤーも次々と登場しています。Apple Musicに対応しているMP3プレーヤーを使えば、Apple Musicの音楽をそのまま楽しむことができます。
iPod touch(第7世代)は、Appleが2019年5月28日に発売した最後のiPodシリーズであり、A10 Fusionチップと4インチのRetinaディスプレイを搭載しています。発売当初はiOS 12.3を搭載しており、後にiOS 15までのアップデートに対応しましたが、iOS 16以降のサポートはありません 。
このモデルは、32GB、128GB、256GBの3つのストレージ容量が用意され、カラーバリエーションも豊富で、スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ピンク、ブルー、(PRODUCT)REDがラインナップされていました 。iPod nano、iPod shuffle、iPod classicの生産終了後、iPod touchはAppleが販売する唯一のiPodシリーズとなりましたが、2022年5月10日に販売終了が発表され、iPodシリーズは完全に終了しました 。
iPod touch(第7世代)は、iOSを搭載しているため、Apple Musicを含むさまざまなアプリをApp Storeからインストールして利用できます。Wi-Fi環境下で音楽ストリーミングやアプリの使用が可能で、電話機能を除けばiPhoneに近い使用感を提供します。
対応する音楽ファイル形式は、MP3、AAC、Apple Lossless、FLAC、WAV、AIFFなど多岐にわたり、幅広い音楽フォーマットの再生が可能です 。現在では新品の入手は難しいものの、中古市場では引き続き人気があり、特にコンパクトで高音質な音楽プレーヤーを求めるユーザーに支持されています。
ソニーウォークマンはハイレゾの代名詞と言っても過言ではありません。2019年9月、ソニーはNW-ZX500シリーズとNW-A100シリーズのストリーミングウォークマンを公開しました。ストリーミングウォークマンはAndroid OS 9.0を搭載して、Wi-Fiに接続できます。Google PlayからApple Musicのアプリをインストールできます。Apple Musicに参加した場合、曲をダウンロードしてオフラインで楽しめます。
ソニーの日本語の公式サイトの情報から見ると、NW-ZX500シリーズウォークマンは64GBのNW-ZX507というモデルしかありません。価格は80,000(税別)からです。NW-A100シリーズのウォークマンなら、16GBのNW-A105、16GBのNW-A105HN、32GBのNW-A106と64GBのNW-A107などのモデルがあります。価格は32,000(税別)からです。ストリーミングウォークマンなら、MP3、WMA、FLAC、WAV、M4A、AIFF、APE、DSF、DFF、MQAなど多くの形式に対応できます。
iBasso DX340 は、iBasso Audio の最新フラッグシップ・ミュージックプレーヤーで、Android 13 と独自の Mango OS を搭載し、Google Play ストアから Apple Music などのアプリも利用可能です。Snapdragon 665、8GB RAM、256GB ストレージ(microSD 対応)で、スマホ並みの快適操作が可能です。
音質面では、ディスクリートPWM-DAC回路やフェムト秒クロックを採用し、S/N比123dBという高性能を実現。交換式アンプモジュール(AMP15)による最大2150mWの出力や、デュアルバッテリー設計で、圧倒的な音質と安定性を両立しています。Apple Music を高音質で楽しみたい方にもおすすめの高性能プレーヤーで、現在日本国内のオーディオ専門店や通販サイトにておよそ28万円前後で購入可能です。
HiBy R6ProまたはHiBy R6ProALは有限会社飯田ピアノが扱っているオーディオプレーヤーです。Android OS 8.1、Panasonic社製POSCAPコンデンサー、ELNA社製プロフェッショナルオーディオコンデンサー、NIPPON DICS社製4.4mmバランス出力端子「Pentaconn」、1280*768解像度の4.2インチディスプレイなどを搭載しています。Wi-Fiに対応しているため、Google PlayからApple Musicのアプリをインストールできます。32GBのモデルしかありません。MP3、M4Aはもちろんですが、aptX、aptX HD、LDAC、HWAだけでなく、FLAC、WMA、WAV、Apple、LOSSLESS、DSF、DSDIFFなどの殆どのHi-Resロスレスフォーマットに対応しています。
以上はApple Musicに対応できるMP3プレーヤーの代表です。もちろん、Apple Musicに対応できるMP3プレーヤーは上記で紹介されたものに限っているわけではありません。
もしApple Musicに対応できないMP3プレーヤーを利用していても、Apple Musicの曲をMP3プレーヤーで再生したい場合、どうすればいいでしょうか?こういう時は専門的な変換ソフトを使って、Apple Musicの曲をMP3、M4Aに変換する必要があります。
TuneMobie Apple Music ConverterはApple Musicの曲をロスレスでMP3、M4A、WAV、AIFFなど出力形式に変換できるApple Music変換ソフトです。出力のMP3/M4Aファイルは曲名、アルバム、アーティスト、アートワーク、トラック番号、ジャンルなどの情報を丸ごと保持できます。TuneMobie Apple Music Converterを使ってApple Musicの曲をダウンロードすれば、曲はローカルに永久保存し、解約後でも自由に再生できます。さらに、他のデバイスにも簡単に転送できるため、Apple Musicに対応していないMP3プレーヤーでも曲を楽しめます。詳細を見る >>
Step 1プログラムの起動
TuneMobie Apple Music Converterを起動し、ウェブプレーヤーが自動的に開きます。メインページは「アプリから変換」や「ウェブプレーヤーから変換」という2つの方法が用意されています。
Step 2 出力設定を調整(オプショナル)
メイン画面の左下の歯車アイコンをクリックして、設定ウィンドウを開き、すべての音楽設定はここから調整できます。
Step 3 アルバム或いはプレイリストを開く
設定完了後、ソフト左側の「音楽」に戻り、右上の「ウェブプレーヤーを開く」ボタンをクリックして、Apple Musicのウェブプレーヤーを開きます。お気に入りのプレイリストやアルバムを探して、詳細ページを開きます。
Step 4 変換リストに追加
アルバムまたはプレイリストの詳細ページに入り、右下の追加ボタンをクリックすると、プレイリストまたはアルバム内のすべての曲を変換リストに追加することができます。
Step 5 曲を選択
保存したい曲を選択して、「追加」ボタンをクリックしたら、曲をメイン画面にリストされます。
次に、「変換」ボタンをクリックして変換を開始します。
左にある「変換完了」をクリックするだけで、変換されたすべての曲を確認できます。
これで、どのM4Pファイルも簡単に汎用のMP3、M4Aに変換できます。変換後、iPod、ウォークマン、MP3プレーヤーなど様々なデバイスでMP3、M4Aなどの汎用の形式として制限なく楽しめます。
今回はApple Music対応のMP3プレーヤーを紹介しました。スマホのように直接Apple Musicをインストールでき、ストリーミングサービスを楽しめます。DRM制限により、Apple Musicの曲をMP3プレーヤーに転送しても、そのまま再生できません。もし利用しているプレーヤーはApple Music対応しないデバイスなら、TuneMobie Apple Music Converterを一度体験してみましょう。
Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Music、Tidal、Qobuz、などから音楽を録音して保存可能。