周知のように、iTunes・ミュージックアプリはmacOSの定番のソフトです。macOS Mojave 10.14.6まではiTunesが使用されますが、macOS Catalina 10.15以降ではミュージックアプリに代わりました。いずれにしても、音楽の管理、転送、変換と書き込みに対応しています。CD書き込みの場合、iTunesとミュージックアプリの手順は殆ど同じです。
事前準備と言ったら、ブランクのCD-Rと書き込み対応のCD/DVDドライブを用意することです。また、ミュージックアプリのメニュー「ファイル」>「読み込む」を通じて、CDに書き込みたいMP3、M4A、WAVなどのファイルをミュージックアプリのライブラリに追加する必要があります。ここではmacOS Catalina 10.15以降でミュージックアプリを利用して、音楽をCDに書き込む手順を紹介します。
ステップ1:ブランクのCD-Rをドライブに入れると、CD操作の選択ダイアログが表示されます。「"ミュージック"を開く」を選択して、ミュージックアプリを起動します。ミュージックアプリの起動後、CD作成の説明のダイアログが表示されます。OKをクリックします。
ステップ2:メニューバーの「ファイル」&「新規プレイリスト」をクリックして、新しいプレイリストを作成します。ライブラリに追加した音楽を選択してから、右クリックして、「プレイリストに追加」をクリックして、曲をプレイリストに追加します。
ステップ3:プレイリストを右クリックして、「プレイリストをディスクに作成」をクリックします。或いはメニューから「ファイル」>「プレイリストをディスクに作成」をクリックします。そして、ディスク作成設定のダイアログが表示されます。オーディオCD或いはMP3 CDを選択して、「ディスク作成」をクリックすると、CD書き込みが始まります。
ご注意:MP3 CDを作成したい場合、事前に音楽をMP3形式に変換してライブラリに追加する必要があります。ご利用のカーステレオはMP3 CDに対応できるかどうか、予め調べたほうがいいです。
ExpressBurnはNCHソフトウェアが開発ソフトであります。ダウンロード先はこちらです。ウェブサイトとソフトインターフェース両方とも、日本語に対応しています。非営利目的の場合、無料版は使えます。無料版には使用期限がありませんが、CD書き込みしか利用できません。他の利用に有料版を購入する必要があります。
ステップ1:ブランのCDをMacパソコンの光学ドライブに入れて、ExpressBurnを起動したら、ディスクフォーマット選択ウインドウが表示されます。ここは例として「音声CD」選択して、「作成」をクリックします。
ステップ2:「ファイルを追加」や「フォルダを追加」ボタンをクリックして、ファイルまたはフォルダを追加します。また、音楽ファイルをドラッグ&ドロップしても追加できます。一番下にあるバーでディスクのトータル容量と使用済み容量を確認します。
ステップ3:気に入りの音楽ファイルを入れた後、右下の「音声CDを書き込む」をクリックします。音声CDのデフォルトの曲の間隔は2秒となります。間隔は調整できるが、調整したら一部の古いプレイヤーで再生できない状況もあるので、注意しましょう。
ステップ4:「書き込む」をクリックしたら、CDの書き込みが開始します。
これで、ExpressBurnを利用して、音楽をオーディオCDに書き込めるようになります。もちろん、MP3 CDの書き込みも可能です。
Burnは凄く直接な名前だと思います。ダウンロード先はこちらです。サイトは英語で表示されますが、ソフトは日本語に対応しています。
ステップ1:Burnを起動したら、簡単なインターフェースが表示されます。上で「データ」、「オーディオ」、「ビデオ」と「コピー」の四つのディスクフォーマットを選択できます。CDの名称も変更できます。
ステップ2:ここはもちろん「オーディオ」を選択します。そうしたら、CDの名称の右で「オーディオCD」または「MP3 CD」を選択できます。左下の「+」ボタンをクリックして、音楽を追加します。ドラッグ&ドロップしても追加できます。ギア形のボタンで「CDテキスト入りディスクを作成」を設定できます。
ステップ3:お気に入りの曲を追加完了後、「ディスク作成」をクリックして、ディスクの作成を開始します。
このDiscoはダンスのdiscoではなく、一つのディスク作成ソフトです。ダウンロード先はこちらです。サイトは英語で表示されますが、ソフトは日本語に対応しています。すでに開発が中止された古いソフトですが、macOS 10.12でも動作できます。サイトではMac OS X 10.4.3+で動作できる説明があります。古いMac OS Xを利用している方におすすめします。
ステップ1:Discoを起動したら、早速環境設定ウインドウが表示されて、無料版の制限も表示されます。このソフトの無料版は最大7枚までのディスクを書き込みますが、開発中止によって、今サイトでライセンスを無料で取得ができます。ここでもDiscoのサイトからコピーした無料ライセンスキーを掲載しています。ぜひご利用ください。ExpressBurnやBurnとは違って、最後のステップで設定がないので、ここで設定します。ぜひ注意しましょう。
ステップ2:設定を閉じて、Discoのメインインターフェースが表示されます。一番簡潔でも言えます。音楽ファイルをインターフェースにドラッグ&ドロップして、曲を追加できます。「ディスクを作成」をクリックしたら、CD書き込みが始まります。
以上、iTunes・ミュージックアプリ、ExpressBurn、BurnとDiscoなどmacOSで利用可能のCD書き込みソフトを紹介しました。Apple Musicの曲とSpotify音楽もCDに作成したいですか。Apple Music Converter或いはSpotify Music Converterを使って、先にソースをMP3、M4Aに変換する必要があります。
一般的には、保護されたM4PであるApple Musicの音楽ファイルや、保護されたOGGであるSpotifyの音楽ファイルなど、ストリーミングサービスでダウンロードした音楽を直接にCDに書き込みません。そのため、CDに書き込むには、その音楽ファイルをMP3などの汎用の音声フォーマットに変換する必要があります。普通の音楽変換ソフトなら無理です。音声録音ソフトなら厄介です。ただし、Apple Music Converter或いはSpotify Music Converterなら非常に簡単になります。
Apple Music Converterを使ったら、簡単にiTunes・ミュージックアプリの音楽ライブラリに追加したApple Musicの曲からDRM保護を解除して、汎用のMP3、M4Aなどの音声形式に変換できます。曲名、アーティスト、アルバム、ジャンル、トラック番号、アートワークなどの曲の情報を丸ごと保持しますので、プレイヤーでCDを再生する場合は便利です。出力の自動改名と整理も可能です。WindowsとmacOS 10.12.6までは最大16倍速、macOS 10.13以降では原速です。Apple Music Converterは最新のWindows、macOS、iTunes、ミュージックアプリなどに対応しています。体験版は曲ごとに三分まで変換できますので、ぜひ体験して試してください。
Apple Musicの曲をMP3、M4Aに変換して、CD作成ソフトに追加すれば、普通の音声ファイルのようにCDに書き込めます。下記の記事にも参考してください。
Spotify Music Converterを使ったら、お気に入りのSpotify音楽を簡単にMP3、M4Aなどの音声フォーマットに変換できます。SpotifyフリーかSpotifyプレミアムかを問わず、Spotifyの曲、アルバムとプレイリストから音楽ファイルを落として、音楽の情報も丸ごと保持したまま変換します。出力ファイルの自動改名と整理が可能です。最新のSpotify、WindowsとmacOSに対応しています。無料体験版の制限も同じく曲ごとに三分まで変換できます。ぜひダウンロードして試してください。
Spotifyの曲をMP3、M4Aに変換して、CD書き込むソフトを経由してCDに書き込む方法は下記の記事をご覧ください。
CD作成ソフトを使って、音楽をCDに書き込みます。普通の音楽だけじゃなく、Apple Music ConverterまたはSpotify Music Converterを使ったら、最も流行っているストリーミング音楽であるApple MusicとSpotifyでもオーディオCDに書き込めるようになります。macOSでCDを書き込みたい方に参考になれば、嬉しいです。
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