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周知のように、Spotifyは無料プラン「Spotify Free」と有料プラン「Spotify Premium」を提供しています。Spotify Freeでは、広告の表示、シャッフル再生の強制、スキップ制限、オフライン再生不可、音質の制限、一部楽曲の再生不可など、さまざまな制限がユーザーに課されています。
ただし、パソコンやタブレットでSpotify Freeを利用する場合、日本ではさらに「30日あたり15時間まで」の再生制限が適用されます。この記事では、この15時間制限の詳細と、その回避方法をご紹介します。特に、Spotify Freeを使っている方でもSpotifyの音楽をMP3やM4A形式で保存できる「Spotify Music Converter」の利用をおすすめします。
今は定額制のストリーミング音楽配信サービスが流行っている時代です。世界中から見れば、Spotifyは間違いなく、一位を占めています。2020年6月まで、公開されたデータによると、Spotifyは2.86億のユーザーがいます。その中に、1.56億のフリーユーザーと1.30億の有料ユーザーがいます。Spotifyはこれほど多くのユーザーを取得できるのは、無料版のSpotifyプリーと有料版のSpotifyプレミアムを提供しているのも一つの原因です。無料版のSpotifyフリーを利用しても、Spotifyで配信されている5000万曲が聴き放題可能で、本当にありがたいです。ただし、有料版のSpotifyプレミアムへのアップグレードを促進するために、様々な制限は設置されました。
Spotifyフリーは、全世界中の無料ユーザーに対して、広告付き、ダウンロード不可、スキップ制限、強制シャッフル再生、低音質と一部の曲再生不可などの制限を設置しています。ただし、日本のユーザーなら、これらの制限の上、パソコンとタブレットでSpotifyフリーの利用は30日あたり15時間の制限もあります。
比較項目 | Spotifyフリー | Spotifyプレミアム |
広告 | 付き | なし |
再生モード | 強制シャッフル | 好きなまま |
スキップ | 一時間6回 | 無制限 |
音質 | 最大160kbps | 最大320kbps |
ダウンロード(オフライン再生) | 不可能 | 可能 |
聴ける曲の範囲 | 大部分 | 全部 |
30日間パソコンとタブレットでの時間制限 | 日本で15時間(海外で無制限) | 無制限 |
実際にパソコン或いはタブレットで聞けば、15時間は少ないです。一日あたり半時間ぐらいです。一曲4分で計算すると、7 - 8曲に過ぎません。この記事ではこの15時間の制限を説明して、また15時間の制限を突破する方法をまとめて紹介します。
Spotifyフリーの15時間の制限をわかりやすく説明するに、Q & Aの形式で説明します。
Q:15時間の制限は日本だけですか
A:はい、日本だけです。他の国と地区では同じ制限がありません。
Q:15時間の制限はどんなデバイスに適用しますか
A:現在、WindowsとMacのパソコン、iPadとAndroidタブレットなどのデバイスに適用します。携帯電話でSpotifyアプリを使うに、15時間の制限がありません。
Q:15時間の制限に達すると、どうなりますか
A:15時間の制限に達すると、Spotify音楽を再生できません。「Spotifyは現在オフラインモードです」、「タイムリミットです」などのメッセージが表示される可能性があります。Google HomeやChromecastなどのスマートスピーカーでも再生できなくなります。
Q:15時間の制限のリセットはいつですか
A:30日あたり15時間の制限は一般的な言い方です。実際にはアカウントの作成日に関わります。30日の基準ではなく、毎月の同じ日付にリセットされることがわかりました。例えば、1月1日にアカウントを作成したら、今後のリセット日は毎月の1日になります。そうすれば、次の三つのリセット日は2月1日、3月1日と4月1日になります。計算すると、間隔は31日、28日(閏年29日)と31日になります。
ちなみに、アカウント作成日は、TwitterのSpotifyサポート(SpotifyCaresJP)にメッセージを送ると教えてもらえます。
Q:残りの利用可能時間を確認できますか
残念ですが、残りの利用可能時間を確認できません。自分で把握する必要があります。
上記の情報から見ると、Spotifyフリーの15時間の制限を突破するに、携帯電話でSpotifyアプリを利用するのは最も簡単な方法です。しかし、携帯電話を利用しても、パソコンとタブレットでの制限を回避できません。ここでは、Spotifyフリーの15時間制限を突破する方法を三つ紹介します。
ここでは、Spotify無料プランの15時間制限を解除できる3つの方法を紹介します。
Spotifyの無料アカウントを作成するに、メールアドレスまたはFacebookアカウントで登録することが可能です。複数のFacebookアカウントを持つのは珍しいですから、複数のメールアドレスで登録することをお勧めします。複数のSpotifyフリーを作成する前に、複数のメールアドレスを作成する必要があります。
Spotifyフリーアカウントを作成する手順は以下です。異なるメールアドレスで手順を繰り返せば、複数のアカウントを作成できます。
Step 1Spotifyの登録ページ にアクセスします。
Step 2メールアドレスを入力します。
Step 3確認のためにメールアドレスを再度入力してください。
Step 4パスワードを設定します。
Step 5アカウントにオリジナルのプロフィール名を設定したい場合は、「ニックネームは何にしますか?」欄に名前を入力します。(注:プロフィール名を使ってログインすることはできません。)
Step 6その他の詳細情報を入力して、利用規約に同意して、「I'm not a robot」をチェックします。
Step 7登録するボタンをクリックします。
一つのアカウントで15時間の制限に達した時、「タイムリミットです」というメッセージが表示されます。その時、利用中のアカウントをログアウトして、別のアカウントでログインします。
この方法で30日あたり15時間の制限を突破できますが、音楽とプレイリストの管理またはアカウント情報の管理には不便です。
Spotify無料会員の30日間/15時間再生までという制限は日本だけです。日本にいるかどうか、IPアドレスで判断します。ですので、パソコンのIPアドレスを海外のIPアドレスに変更したら、海外のSpotifyフリーアカウントを作ったら、15時間までの制限も突破できます。
Spotifyフリーの海外のアカウントを作成するに、VPNを起動したまま、上記の方法1での手順を従ってアカウントを作成すればいいです。利用中のSpotifyアカウントのプロファイルを編集しても、お住いの国設定を変更して、海外のアカウントに変更できます。
Step 1VPNに接続したまま、Spotifyを起動して、右上のアカウントの隣にあるVボタンをクリックして、アカウントをクリックすれば、ブラウザーでアカウント情報ページが表示されます。
Step 2アカウント情報ページでアカウントをログインします。
Step 3「プロフィールを編集」をクリックします。
Step 4「国」の登録欄が表示されるまで下にスクロールし、ドロップダウンリストから滞在先の国を新たに選択します。注:実際に滞在している国名のみリストに表示されます。
Step 5「プロフィールを保存」をクリックします。
これで、Spotifyの海外のアカウントの作成、或いは既存のアカウントの国設定の変更で海外のアカウントへの変更ができました。
Spotify公式サイトで、「国の設定」を説明するページに、「Spotifyフリー のお客さまは、ライセンス契約により、お住いの国以外でのご利用は最長14日間となります。」という記述があります。
Spotifyフリーの海外のアカウントを利用するに、ずっとVPNに接続する必要がありません。VPNに接続して、パソコンのIPアドレスを変更したまま、一度Spotifyフリーにログインすればいいです。ログインした後、VPN接続をすぐに切っても、14日間まで利用可能です。14日間に達したら、Spotifyフリーのアカウントは自動的にログアウトされます。再度VPNに接続して、海外のIPアドレスに変更した後、ログインすればいいです。これでも簡単に30日あたり15時間の制限を突破できます。VPNサービスはたくさんありますので、無料体験可能のVPN或いは有料のVPNでも構いません。
ただし、Spotify音楽の配信は、国によって異なります。海外のアカウントは、洋楽は豊富ですが、邦楽は日本のアカウントより少なくなります。一部の邦楽は聞けなくなる可能性もあります。
TuneMobie Spotify Music Converterとは、Spotifyプランに関わらず、Spotify音楽をMP3、M4A、WAVとFLACなどの汎用の音楽形式として保存できる変換ソフトです。出力ファイルには曲名、アーティスト、ジャンル、アルバムとアートワークなどの曲の情報を丸ごと保持でき、広告音声を完璧にスキップできます。
なお、TuneMobie Spotify Music Converterは無料体験を提供し、無料体験版は曲ごとに3分まで変換できます。Spotifyイコライザで調整した音楽をダウンロードしたい方は、ぜひお試しください。
Step 1 プログラムを起動
Spotify Music Converterをインストールして起動します。Spotify アプリからの音源を録音するか、ウェブプレーヤーから音源を録音するという2つの方法が用意されています。初回実行の場合、APP / Webplayer 二つの録音ソースのどちらかに選択してSpotifyのメイン画面に入ります。
Step 2 出力設定を調整(オプショナル)
メイン画面の左下の歯車アイコンをクリックして、設定ウィンドウを開きます。Spotify Music Converterは、MP3、AAC(M4A)、WAV、FLAC、AIFFの出力フォーマットを提供します。出力品質を高音質の 320kbps に選択できます。さらに、「出力フォルダを整理」で、出力した曲をアーティスト、アルバムの順に保存することも実現できます。変換後の動作もここから設定できます。
Step 3 アルバム或いはプレイリストを開く
設定完了後、お気に入りのプレイリストやアルバムを探して、詳細ページを開きます。
Step 4 変換リストに追加
アルバムまたはプレイリストの詳細ページに入り、画面の右下に音楽の追加ボタン「+」が表示されます。追加ボタンをクリックすると、プレイリストまたはアルバム内のすべての曲を変換リストに追加することができます。
Step 5 曲を選択
デフォルトとして、すべての曲が選択されますが、変換したい曲をだけチックすることも可能です。「追加」ボタンをクリックしたら、曲をメイン画面にリストされます。
Step 6 変換を開始
「変換」ボタンをクリックして変換を開始します。チェックされたすべてのSpotifyの曲は、MP3、M4A、または特定の出力形式に10倍の速度で変換されます。
変換後、インターフェイスの左にある「変換完了」をクリックするだけで、変換されたすべての曲を確認できます。詳しい操作ガイドはこちら>>
今回はPCとタブレットでSpotifyフリーの15時間制限とその突破方法を徹底解説しました。TuneMobie Spotify Music Converterは方法1或いは方法2を合わせて使えば、Spotifyからお気に入りの曲を存分にダウンロードできます。また、保存したMP3、M4Aなどのファイルは、iPod Nano、iPod Shuffle、PSP、ウォークマンとMP3プレーヤーでも制限なく再生できます。また、TuneMobie Spotify Music Converterは完全に無料体験を提供しますので、興味があれば、是非試してみてください。
Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Music、Tidal、Qobuz、などから音楽を録音して保存可能。